新築住宅の火災保険の風災は必要かいらなかのお話しをしたいと思います。
新しく家を購入する場合には、思っていたより多くの費用が掛かってしまうものです。
引き渡し前に支払う大きな出費である火災保険料を少しでも安くしたいものです。
補償が個別に選べる保険かどうかがポイントになるのですが、風災・雹災・雪災の補償を外すと大きく保険料を削減することができます。
この3つはどの保険会社でもセットとなっていますので、その前提でお話したいと思います。
新築住宅の火災保険で風災を外すことのメリット
風災を外すことのメリットとしては、保険料が大幅に安くなるということが挙げられます。
あくまでも目安ですが、フル補償で風災を外すと約30~40%ほど保険料が削減できるイメージです。
水災を外して風災も外すとなると、新築住宅の火災保険はびっくりするくらい安くなってしまいます。
【参考記事】
どうしても費用負担が厳しい場合にはリスクを承知の上で外すことも選択肢の1つです。
風災を外すことのデメリット
デメリットとしては、当然ですが補償がなくなってしまうことです。
風災が必要ないという人の中には「新築だから当分は大丈夫」、「台風での被害がイメージできない」「台風があまり来ない地域」というのがあります。
一番大きな理由としては保険料を安くしたいということがあると思います。
しかし、近年の自然災害の状況を見ると、これまで台風の被害がなかったような地域でも大きな災害になっていたりしますので、10年後やそれ以降を視野に入れた時に、こういった自然災害のリスクの補償は付けておきたいものです。
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後から補償を追加することも可能
事前に保険会社に確認しておく必要がありますが、必要な補償をあとから付けることも可能です。
私も経験があるのですが、新築住宅を購入する時期には一気にお金が掛かります。
自分が想定していたよりも数百万円も追加で支払わないといけないケースもあるので、削れる費用という意味では火災保険は魅力的です。
当たり前の話になってしまうのですが、資金が許すのであれば風災補償は最低限付けておく、資金が足りなければ思い切って外してしまうというのが良いでしょう。
ボーナスなどで大きなお金が入った時に追加で補償を足しておくことで、先のリスクに対する安心感が生まれます。
水災も同じ考えで良いかもしれませんね。
火災保険の風災補償が必要かいらないかについてのお話でした。