新築住宅の火災保険を検討する際には、建物の建築価格が非常に重要となります。 構造と建築価格によって新築の場合には主な保険料が算出されると言ってもいいくらいですね。
しかし、実は延べ床面積によっても掛け金が若干ですが変わってきます。
延べ床面積が大きい建物ほどリスクは大きくなる
広い家ほど火災などのリスクが高いということですね。
広い家 = 損害の起こる面積が広い
ということで、若干ではありますが保険料に差が出ることになります。
狭い家の方がごちゃごちゃしていて、破損汚損などの損害は出そうな気がしますが、火災保険の計算上はそうではないんですね。
ですから、見積りを取る際には必ず正確な面積を伝えておくことが必須となります。
例えばですが、
『100㎡までは保険料は変わらないけど、それを0.1㎡超えると保険料が上がるよ』
というラインがあります。
どのラインがそうだと言うことまではわかりません。
実際に保険会社や保険代理店のパソコンで試算してみるまではわかりません。
来店型ショップなどは予約が必要な場合も多いですが、
必要な情報を持っていけば新築の火災保険の見積りもすぐにしてくれます。
このサイトでお勧めしている「ほけんの窓口」などもその一つですね。
火災保険の見積りに必要な情報
新築住宅の火災保険に加入する際に伝えておきたい情報としては
- 構造
- 延べ床面積
- 引渡し日
- 建築価格
- オール電化か否か
- 太陽光発電があるか否か
- 地震保険を付けるか
- 住宅ローンの期間は何年か
などを事前に伝えておくと、あとの相談がスムーズに進みます。
構造は特に重要なのですが、現在では木造住宅であっても省令準耐火構造と言って、
耐火性能が高い住宅があります。
主に2×4(ツーバイフォー)住宅に多いのですが、この場合だと耐火構造のT構造になりますので、
保険料は一般の木造住宅からすると半分くらいになるイメージです。
また、オール電化などは割引の対象となっているので、 伝えておくと意外に安くなるかもしれません。
事前の情報がなければ、すべて概算の見積りになってしまうので、
しっかりとした予算を把握することはできません。
ですから、新築住宅火災保険を見積りする際には、延べ床面積を含めた情報をしっかりと伝えるようにしましょう。