新築住宅を建築中(引渡し前)の火災保険はどうするの?

新築住宅の引渡し前(建築中)に火事が起こったらどうなるのでしょうか?施主さんで火災保険は加入していないはずです。

  1. 工務店さんの責任?
  2. 施主の責任?
  3. 誰も補償してくれない?

 

答えは、引渡し前であれば工務店さんなどの請負業者さんが加入している現場の保険で

補償してくれることでしょう。

火災保険 建築中

実際に住む前の段階であれば、施主さんは火災保険には加入していないはずですし、加入することもできません。

 

引渡しまでは、施主は実際の所有者ではないからです。

 

引渡し前(建築中)の火災保険は施工業者さんが加入していることがほとんど

 

本来であれば工務店さんなどの請負業社さんが現場の火災保険に加入しているケースがほとんどです。

 

特に、建築中の一戸建て住宅であれば夜中など無人になる時間は結構あります。

 

実際に放火やいたずらなどのリスクが考えられますので、

請負業者さんのほうでは「建設工事保険」と呼ばれる現場の保険に加入されています。

 

万一、建築中の家が被害にあった場合にはそちらから補償されます。

 

建設工事保険の補償範囲

 

請負業者さんで加入されている保険の補償範囲は

  • 火災・落雷・爆発
  • 風災
  • 盗難
  • 第三者の悪意による損害
  • 設計、施工、材質または制作の欠陥に起因する事故によって生じた損害
  • 航空機の落下、車両の衝突などによる損害
  • 水災
  • その他、偶然に発生した事故による損害

これらが対象となります。

 

繰り返しになりますが、ご自身で注文して建ててもらっている最中であっても、

実際は自分のものではありません。

 

あくまでも建築中は施工業者さんの保険で対応ということなにります。

 

念のため、施工業者さんに「現場の保険に加入しているかどうか」ということを確認しておきましょう。

 

引渡し日から後は自分で火災保険に加入しよう

 

ただし、家の引渡しが終わったあとは施主さんのものとなりますので、保険に加入する必要があります。

 

注意したいのは「引渡しは終わったけれど、まだ引越しまでに1週間くらかかる」という場合です。

 

保険を掛ける場合は、引渡し日から掛けるようにしましょう。

 

誰も住んでいないので、自分で出火してしまうことはないかもしれませんが、

放火や電気配線のショートなど何が起こるかわかりません。

 

そのあたりは、保険の切れ目がないように施工業者さんにきっちりと確認しておきましょう。

 

引渡し前(建築中)の火災保険の補償についてご紹介しました。

火災保険の補償範囲は火災だけではなく、風災や水災、盗難などたくさんのオプションがあります。

あなたにとって本当に必要な補償を選ぶことで、10年間で約20万円も節約できる可能性があります。

損をしないためには比較をすることが大切ですよ!

>3分間で火災保険を安くする方法はこちら<