火災保険も一括見積が可能だけど……
最近は、すべてパソコンすらあればネットで保険の見積もりが出来るようになりました!
気になる企業のWEBサイトで、保険の登録、見積もりを出せるだけでなく、一括査定サイトを利用すれば、火災保険だって見積もりが一回の登録で出るんです。
一括で保険の見積もりを出すことが出来るので、手間もかからないし、時間もかからないので、非常に有意義ですし、便利ですが、残念ながら便利なだけではありません!
ということで、今回は知っておきたい火災保険の一括見積方法をご紹介したいと思います。
[一括見積もりのデメリット①]担当者に質問しづらい
保険代理店に、保険について質問に行くのは「私の場合はどうなの?」「このケースでは保険がおりますか?」という事を知りたいからです。
しかし、一括見積ではすべてネットで終了してしまうがために、自分がわからないポイントを保険の担当者に質問することが出来ず、必要な知識を得られないことがあるのです。
ただ、見積もり後、保険加入時に保険の担当者に対して、質問は出来るので、加入後に知りたい情報を知ることは出来ますが。
[一括見積もりのデメリット②]自分にぴったりの火災保険に入れるとは限らない
保険のプロに「どんな保険が良いですか?」と質問することで、自分にピッタリの保険を選んでもらえることが出来ます。
確かに中には高い保険を加入させられるケースもありますが、それでも”本当にアナタに必要な火災保険”を紹介してくれるため、万が一の際に、しっかりと保険内容を備えられることが多いです。
しかし、一括見積もりは「どんな保険が良いのか」を自分で見極めなければなりません。
予め火災保険に対して知識がある人ならば良いですが、そうでない人は、保険料は安くなっても、本当に必要な火災保険に加入出来なくなる可能性もあるのです!
[一括見積もりのデメリット③]火災保険”しか”加入できない
火災保険は、基本的には“火災だけ”をカバーする保険です。
つまり地震や水害、台風などの被害はカバーしないということでもあります。
しかし、災害が多い日本において、本当に火災だけに備えれば良いのでしょうか?
自然災害保険や建物保険の中には火災+自然災害もカバーしてくれる保険があります。
災害の多い地域に住んでいる方や、今後大規模災害が予想される知識に住んでいる方にとって、本当に必要なのは火災保険だけではないかも知れません。
そんな時「火災保険だけ一括見積する」というのは、大きなデメリットになりえます。
やはりプロによる提案力のなさが、一括見積のデメリットと言えるでしょう!
一括見積と保険代理店の併用という手もありますよ!
火災保険にかぎらず、保険の一括見積は非常に便利です。
中には一括見積だけで、自分にぴったりな保険が見つかるケースがあるのも事実です。
しかし、一括見積にも――火災保険の一括見積もりにも、弱点があります。
一括見積もりの弱点をしっかり知り、さらにその弱点を保険代理店などのツールを使って補うことで本当に自分に必要な保険を見つけやすくなります。
保険の選択で公開しないためにも、一括見積もり+αのご利用をオススメします!