地震保険料値上げを軽減して節約できる方法

早ければ2014年7月にも地震保険料の値上げがあるということが、先日報道されました。

 

地震保険に関しては政府と損害保険業界で作っているものなので、

保険料はどの保険会社で契約しても同じです。

 

そして、値上げが決定した以上、どこの保険会社でも同じように値上げです。

 

全体で約15%ほどのアップということですが、値上げ幅は地震の危険度によって違います。

 

特にリスクが高いといわれる東日本などは一般的に高い料率となっています。

 

これは南海トラフ地震は想定の範囲外になっているので、これくらいのアップで済んでますが、

これから災害が増えていった場合、どれくらいまで高くなるのか気になるところです。

 

地震保険は値上がりしても加入しましょう

 

新築住宅購入時に火災保険を加入する際、地震保険は今後のことも考えると

是非とも付けておきたい補償です。

 

たとえ保険料が上がってもそれは同じです。

 

そこで保険料をできるだけ抑えた形で加入することをオススメします。

 

保険料を節約する方法

 

地震保険を5年一括払いで加入する

 

この保険は5年ごとの更新が最長です。

 

火災保険を35年で契約した場合には、地震保険については1年後との更新か5年後との更新かを

選ぶことになります。地震保険 値上げ

 

おすすめとしては、一時的な出費は増えてしまうのですが、5年トータルで見ると約1割ほど

保険料が安くなります。

 

例えば、1年間の保険料が1万円だった場合には、1年更新で掛けていくとトータルで5万円かかります。

 

これを5年一括払いにすることにより45,000円ほどに抑えることができるので、

5,000円のコスト削減になります。

 

5年一括払いなら最長5年間は現在の安い料率で加入できる

 

2013年10月に新築住宅を購入し、地震保険を付ける場合を例に取ります(保険料は年間1万円)。

 

保険を1年更新にした場合、1年目は1万円。

 

2014年7月に保険料改定があった場合には、次の更新つまり2014年10月の更新では

新しい保険料になります。

 

仮に15%アップしていれば11,500円ですね。

  • 1年目:10,000円
  • 2年目:11,500円
  • 3年目:11,500円
  • 4年目:11,500円
  • 5年目:11,500円

となります。

5年間のトータルでは56,000円ですね。

 

これを2013年10月に契約する時点で5年一括払いにした場合、 5年間で45,000円になります。

 

56,000円ー45,000円=11,000円

 

上記の例だと11,000円の差が出ることになります。

 

*これはあくまでも便宜上のわかりやすい例になります。実際には補償金額や地域によって変わりますのでご了承ください。

 

15%アップというのは全国平均なので、地震リスクが高い地域では

もっと上がり幅は大きいと予想されます。

 

地域によっては差額はもっと大きくなります。

 

ただし、5年更新でも5年後の更新時は改定後の保険料率となりますが、

最初の5年間はコストを節約することができます。

 

上記の例では11,000円ですが、地震保険の値上げ対策として5年一括払いにしたほうがメリットは大きいのではないでしょうか。

火災保険の補償範囲は火災だけではなく、風災や水災、盗難などたくさんのオプションがあります。

あなたにとって本当に必要な補償を選ぶことで、10年間で約20万円も節約できる可能性があります。

損をしないためには比較をすることが大切ですよ!

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